過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十三巻
1- 20
807:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/09/20(金) 22:38:29.85 ID:WtlzjpuEo
午後3:10  ポートセルミ 船着場への桟橋前


ギシギシ…  ワイワイ ガヤガヤ


街の少年A「わあっ…。な、なあ」ツンツン

街の少年B「ん?お! おー……」ポケー

街の少年C〈かわいい…〉ポケー

ベラ〈…私、すごく目立ってるみたい。ちょっと油断しちゃったかも……〉コソコソ


カオル「(キョロキョロ)男の子に大人気みたいね……。ふふふ。ママ、鼻が高いわ」

ベラ〈カオルちゃん!もう。エルフの耳を隠せるぼうしをもらうんだったわ〉コソコソ

ヨシュア〈鞄の中のシビリン君の帽子では隠せないか…〉

ヨシュア〈宿の後は、商店街へ帽子を探しに行くのも良いかもしれませんね〉

ベラ〈シビリンくんのしあわせのぼうしも、かわいくて好きなんだけどな……〉コソコソ


午後3:30  ポートセルミ 旅館街 


ザワザワ ワイワイ ガヤガヤ

ベラ(この辺は人がたくさんだわ。酒場宿って、向こうに見えてるあの大きな建物ね)

街の美女A「こんにちはお兄さん。前の二人が夫婦で、あなたはお一人?」ギュッ

ヨシュア「すまない。急いでいる」グイイッ

街の美女A「あら……。……いつでもぱふぱふへ遊びに来てねーっ」バイバイ


ベラ「ふふ〜ん。お兄ちゃんも人気じゃない。けっこうイジワルなのね!」ポムポム

ヨシュア「彼女たちは、仕事です」チラッ

カオル「(コク)ヨシュア……が意地悪というわけではないのよ。行きましょう」

ベラ「お仕事だったのね。お客さんと遊ぶお仕事か……。どんなお仕事なのかしら?」


ジロー(……何でも教えたくなりますね。妖精の実年齢は私より上かもしれないし…)

カオル「あなた」

ジロー「何も言っていません」


午後3:35  ポートセルミ 酒場宿ポートミクス


ワイワイ ガヤガヤ

ベラ「おっき〜い!本当に宿屋なの?玄関が三つもあるわ!」

ヨシュア「三つありますが、屋内では区画が分けられず自由に移動できるようです」

ヨシュア「左玄関は、宿屋“メダパニダンサーと怒涛の羊亭”の受付へと繋がり」

ヨシュア「右玄関は、酒場“灯台タイガーの店”の受付へと繋がっています」

ヨシュア「このどちらかの利用客は、無料でダンスショーを観覧できるという事です」


ヨシュア「中央玄関は、宿屋と酒場を利用しないダンスショー観覧のみの受付ですね」

カオル「周辺で安めの宿を取ってから、このダンスショーを観に来る人は多いですよ」

カオル「私だってまさか、自分がここで泊まることになるなんて、夢にも思いません」

ベラ「……えっと…。手続きがいるのよね?パパか、お兄ちゃんがやってくれないと」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/373.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice