過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十三巻
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968:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/09/30(月) 16:10:32.72 ID:bJR2tFgPo
トンヌラ『……うう…　……ベラ！シビリン！』ｶﾞﾊﾞｯ！

トンヌラはめをさました！

トンヌラ『……（ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ）………？』ｷｮﾛｷｮﾛ

ミニモン『すうすう…』　　ピエローヌ『…むむ…』　　ヘンリー『ぐーぐー…』

……ｸﾞｵｰｰｰｯ……


トンヌラ（……そ、そうだ、ぼくたちは魔界の旅の途中で……）

《《……ゴレムン『（ﾋﾞｷｯ……ﾋﾞｷｯ……）…………みんな……すまない』ｸﾞﾗｱｯ……》》

《《……ヘルバトラー『なっ何、と』ﾄﾞｼｬ！……》》

トンヌラ（……大魔王との戦闘で、ゴレムンとヘモ爺さんを失ってしまったんだ）ｳﾅﾀﾞﾚ

トンヌラ（…シビリンとベラが捕まる夢なんて見たのは、そのせいかもしれないな…）


トンヌラ（…魔界は時間と昼夜の概念がなさそうだけど、サンチョが寝てるくらいだ）

トンヌラはサンチョの懐中時計を手にとった。

サンチョ「うーん、い…いけませんよっ（ﾌﾞﾙﾝｯ）ムニャムニャ」

トンヌラ（……時計は、三時十分。だから今、人間界は翌日のまだ未明なんだろうな）

トンヌラ（みんなはいつ眠ったのかな？　みんなを起こすには早過ぎる。気の毒だぞ）


トンヌラ（……なんか、この…。人間の姿に違和感があるんだけど……）

トンヌラ（……そうだ。これは、竜になってる時みたいな違和感だぞ）

トンヌラ（今は攻撃欲求とかはないんだけど…落ち着かない。…もう少し眠るべきか）


トンヌラ「？」ﾁﾗ…

トンヌラ〈マリア？マリアがいない〉ｷｮﾛｷｮﾛ

エスターク《…………………》

マリア《…………》

トンヌラ（（ﾎｯ）良かった、いた。向こうでエスタークとなにか話してるな…）

トンヌラ（なにを話してるんだろう？ぼくもまぜてもらおうかな）ﾖﾛｯ


…

マリアとエスタークは歩いてくるトンヌラにきづいた！

マリア『………――――』ｸﾗｯ

トンヌラ『！？　マ、マリア！』ﾀﾀｯ

トンヌラはマリアをだきとめた！

トンヌラ『…エスターク！マリアになにをした！？』ﾐｱｹﾞﾙ


エスターク『なにもせぬ』ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

トンヌラ『？』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『その者の体を通して私と話すために、その者の主がやって来ていたのだ』

トンヌラ『マリアの主…？ダークドレアムのこと？』ﾐｱｹﾞﾙ

エスターク『そう名のった。おまえと入れかわりでその者の体から立ち去ったようだ』


マリア『すーすー…』ｽﾔｽﾔ

トンヌラ『…………』ﾀﾞｷｼﾒ

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