110:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:26:04.24 ID:+rbC2c750
僕「カラス君、僕だよ、ジョンだよ」
カラス君「はっ……お前か。すまねえな、怒鳴っちまって」
僕「それはいいんだけど」
111:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:27:11.76 ID:+rbC2c750
カラス君「そう、それだ。見つかったのか」
僕「うーん、わかりそうなんだけど」
僕「あと一歩と言うか」
112:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:28:36.52 ID:+rbC2c750
カラス君「でもよ、あと一歩ってことは、近づきはしたってことだな」
僕「まあ、そうなるかな」
カラス君「どうやってそれに近づいたんだ」
113:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:30:04.42 ID:+rbC2c750
カラス君「ほう、変わったやつらばっかりだな」
僕「それもそうだね、みんな変わってた」
カラス君「まあ今日はもう遅いし、俺の家に来るか?」
114:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:32:40.37 ID:+rbC2c750
カラス君「ここの通風孔の奥だ」
カラス君「どうだ、結構広いだろ?」
僕「本当だ、すごい、外も見れるじゃないか」
115:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:34:06.21 ID:+rbC2c750
カラス君「……まあいい、話を戻そうぜ」
僕「待ってよ、それより君の名前は?」
カラス君「……ああ、ジョン、お前には名前があったな」
116:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:36:25.45 ID:+rbC2c750
カラス君「つけてくれた親のカラスはいたんだ」
カラス君「でも、死んじまった」
カラス君「死んじまってから、俺の名前を呼ぶやつなんて、誰もいなくなったんだ」
117:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:37:54.77 ID:+rbC2c750
僕(なんとかしてあげたい)
僕(でもなにもできない)
僕(悲しいなあ)
118:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:40:06.36 ID:+rbC2c750
カラス君「何か思い当たることはないか?」
カラス君「言ってた事や、行動とかよ」
僕「うーん」
119:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:46:21.06 ID:+rbC2c750
カラス君「ふむ、相当難しいもんなんだな」
僕「いや、でもおじさんは簡単で単純だって」
僕「とっくに見えてるんだけど、僕が鈍感で気付いていないだけかもしれない」
120:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:47:10.38 ID:+rbC2c750
僕「でも、たしかにあの子たちから感じたんだよ」
僕「みんなが自分の事を語ってくれたときに」
僕「ねえ、カラス君」
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