115:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 21:34:06.21 ID:+rbC2c750
カラス君「……まあいい、話を戻そうぜ」
僕「待ってよ、それより君の名前は?」
カラス君「……ああ、ジョン、お前には名前があったな」
116:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:36:25.45 ID:+rbC2c750
カラス君「つけてくれた親のカラスはいたんだ」
カラス君「でも、死んじまった」
カラス君「死んじまってから、俺の名前を呼ぶやつなんて、誰もいなくなったんだ」
117:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:37:54.77 ID:+rbC2c750
僕(なんとかしてあげたい)
僕(でもなにもできない)
僕(悲しいなあ)
118:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:40:06.36 ID:+rbC2c750
カラス君「何か思い当たることはないか?」
カラス君「言ってた事や、行動とかよ」
僕「うーん」
119:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:46:21.06 ID:+rbC2c750
カラス君「ふむ、相当難しいもんなんだな」
僕「いや、でもおじさんは簡単で単純だって」
僕「とっくに見えてるんだけど、僕が鈍感で気付いていないだけかもしれない」
120:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 21:47:10.38 ID:+rbC2c750
僕「でも、たしかにあの子たちから感じたんだよ」
僕「みんなが自分の事を語ってくれたときに」
僕「ねえ、カラス君」
121:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 22:08:29.51 ID:+rbC2c750
カラス君「俺の話?」
僕「そう、君の話しだ」
カラス君「俺の話なんかしてどうするんだよ」
122:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 22:22:41.50 ID:+rbC2c750
僕「僕がここに戻ってきたのには、何か意味があるかもしれないじゃないか」
僕「話してくれよ」
カラス君「……はあ」
123:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 22:33:54.36 ID:+rbC2c750
カラス君「親はここら一体を支配するボスだったんだ」
カラス君「俺は、その背中を見て育った」
カラス君「そしたら、俺も親並みに、自然と上達したんだ」
124:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 22:35:05.17 ID:+rbC2c750
僕「まあまあ、せっかくあるんだし」
カラス君「どこからだしたんだそのリンゴ」
僕「羽の中だけど」
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