過去ログ - 僕「僕はカラスなんだ」
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183:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:55:21.26 ID:xf0JXAir0
僕(着いたはいいけど誰もいない)

僕(ゴミと砂と石と貝だけがある)

僕(やっぱり、海は落ちつくな)
以下略



184:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:57:05.98 ID:xf0JXAir0
僕(アンくんの、認められたくてがんばってた姿)

僕(アマさんの、結果を出したくてがんばった姿)

僕(女の子の、熱い歌声)
以下略



185:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:58:28.99 ID:xf0JXAir0
僕(海に入ってなんかないのに、溺れてる気分だ)

僕(止まらない)

僕(まるで僕自身から、あの大きくて温かくて優しい何かが出てるみたいだ)
以下略



186:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:00:10.38 ID:6IHPO7fm0
僕(どうしてもがまんできなくなって、僕はそう叫んだんだ)

僕(すると後ろから、誰かの泣く声が聞こえたんだ)

僕(その泣き声は、僕の質問に答えてくれるみたいに、しっかりと届いたんだ)
以下略



187:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:01:31.31 ID:6IHPO7fm0
僕(こんなところで会えるなんて思ってなかった)

僕(ずっとずっと会いたかった)

僕(またあの歌声が聴きたかった)
以下略



188:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:03:15.95 ID:6IHPO7fm0
僕(そこにいたのは、女の子だけじゃ無かった)

僕(男の子もいたんだ)

僕(あの日、建物の中で、彼女の歌を聞いて泣いていた男の子だった)
以下略



189:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:04:58.27 ID:6IHPO7fm0
僕(誰かが悲しんでるのに何もしないなんて)

僕(馬鹿じゃないのか)

僕(彼女は、それからずっと泣き続けた)
以下略



190:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:07:32.72 ID:6IHPO7fm0
僕(でも、それの正体に、僕はまだ届かない)

僕(今まで以上に、それはむき出しで出ているのに)

僕(いつの間にか僕も、男の子と同じように、彼女の泣いている様子を眺めた)
以下略



191:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:09:50.88 ID:6IHPO7fm0
僕(彼女は、男の子から黒い大きな何かを受け取った)

僕(またきーぼーどかと思ったよ)

僕(でも、また違うやつみたいだ)
以下略



192:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 00:11:35.67 ID:6IHPO7fm0
僕(彼女が、ポケットから貝殻の様な何かを取り出した)

僕(それを手にとって、そのパイナップルもどきの糸を、上からジャーンと震わせた)

僕(その音は、波の音のような爽やかで、風の音のように力強かった)
以下略



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