213:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:10:20.56 ID:6IHPO7fm0
おじさん「おかえり、ジョン」
僕(声が前よりしゃがれてる、それに小さい)
僕「ただいま、おじさん」
214:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:11:52.28 ID:6IHPO7fm0
おじさん「ちょいと、煙草やりすぎちまったみたいだな」
僕「本当にね、馬鹿じゃないの?」
おじさん「馬鹿はお前だ、そういう時は、そんなことないって言うんだよ」
215:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:13:41.06 ID:6IHPO7fm0
僕「そんなことより聴いてよ、実はね」
おじさん「おお、わかったのか」
僕「言う前に喋らないでよ、空気読んでよ」
216:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:15:32.60 ID:6IHPO7fm0
僕「僕、がんばったんだよ」
僕「たくさんの生き物に出会って、たくさんのところに行ったんだ」
僕「羽が疲れて駄目になりそうな時も」
217:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:17:45.70 ID:6IHPO7fm0
僕「あの大きくて温かくて優しい何かはね」
僕「誰かを好きで好きで堪らない気持ちが、重なってできたものなんだ」
僕「一人や二人が好きとか、そういうんじゃなくてさ」
218:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:19:27.39 ID:6IHPO7fm0
僕(おじさんはこう言うと思ったんだ)
僕(『よくやったぞジョン、それが答えだ。頑張ったな』)
おじさん「がっはっはっはっはっは!」
219:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:21:36.20 ID:6IHPO7fm0
おじさん「いやすまんすまん」
僕(すまんですんだら警察も鳩もいらないよ)
おじさん「別にお前さんは、何も間違っちゃいない」
220:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:22:51.85 ID:6IHPO7fm0
おじさん「まあいい、理屈は完璧だ。だから、答えくらいは教えて……」
おじさん「ごほっごほっ!」
僕「おじさん?」
221:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:25:01.86 ID:6IHPO7fm0
おじさん「すまん…ちょっと疲れたみたいだな」
僕「おじさん、大丈夫?」
おじさん「カラスに心配されるほど、落ちぶれちゃいないさ」
222:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:27:56.50 ID:6IHPO7fm0
僕「なんだよ、起きてるなら目開けてよ」
おじさん「なんでもないと言ってるだろう」
僕「いやだから目開けてって言ってるじゃん」
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