78:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:10:07.35 ID:JuhLm2Gb0
アマさん「ならよかったわ」
僕「これからもがんばってね」
アマさん「ええ」
79:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:11:35.40 ID:JuhLm2Gb0
僕「必ずしもそうじゃないよ」
アマさん「どういうこと?」
僕「僕がここにとどまってたから、アマさんに出会えたんだ」
80:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:13:08.69 ID:JuhLm2Gb0
僕(それから僕は、さよならも言わずに飛び去った)
僕(なんだか恥ずかしくてね)
僕(不意にこう思ったんだ)
81:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:47:32.92 ID:JuhLm2Gb0
それからまたしばらく
僕(嵐だ)
僕(ひどいなあ、雨もすごいし、風もすごい)
82:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:49:16.43 ID:JuhLm2Gb0
僕(隣にまた別の大きな建物がある)
僕(そこで雨風をしのごう)
僕(やたらと綺麗な飾り付けをしてるな)
83:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:51:31.28 ID:JuhLm2Gb0
ざわざわ
僕(?……なんだか騒がしいな)
僕(天井裏にいるから、下でなにをしてるかわからないや」
84:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:53:32.54 ID:JuhLm2Gb0
僕(ステージの上には、あの女の子が立っていた)
僕(前よりも、ほんの少し背が伸びていたんだ)
僕(嬉しくて飛び上がりそうになったさ)
85:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/10(火) 23:58:01.49 ID:JuhLm2Gb0
僕(また、あの大きくて、温かくて、優しい何かに僕は触れたんだ)
僕(でもそれを感じたのは、僕だけじゃないみたいだ)
僕(下にいるお客さんの中で、泣いている人までいたんだ)
86:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 00:03:22.72 ID:+rbC2c750
僕(何よりも、女の子の顔は、前よりずっとキラキラ輝いているんだ)
僕(だって僕、眩しくてその子の事が、途中から直視できなくなったんだ)
僕(太陽に負けないくらい、その子は輝いてた)
87:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 00:07:18.86 ID:+rbC2c750
僕(どうやら、あの子が歌っていたイベントは、文化祭というものだったらしい)
僕(あの子は、何事も無かったように、独りで細々と片付けをしてたんだ)
僕(曇っていた空が、急にその時晴れたんだ)
88:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/11(水) 00:13:12.37 ID:+rbC2c750
僕(カラスの僕の声は、人間には届かない)
僕(おじさん以外はね)
僕(だけど、僕は空高く、彼女に言ったんだ)
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