過去ログ - 七海千秋「夜を視るもの、セブンス・シー」
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13:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/10(火) 12:05:02.08 ID:s9UOHUP9o

 けれど……いつからだろう。この時間が楽しみで無くなったのは。

 俺は、”超高校級の希望”として、皆と、罪木と肩を並べられるような才能を手にするために今ここにいる。けれど……俺に本当にそんなことが出来るのだろうか? いつのころからか、そんなことを考えている自分がいた。

 罪木だけじゃない。ここにいるやつらは、本当に凄くて。凄いなんて陳腐な言葉を何度重ねれば彼らのことを表現できるんだろう?

 さっきの狛枝の奴にしたってそうだ。初めのうちは抽選で選ばれた”超高校級の幸運”だなんていうから、立場が近いかも、なんて思っていたが。アイツの幸運は、偶然なんかで片付けられない、”能力”みたいなものだった。

 考えてみれば、希望ヶ峰学園が何の意味もなく一般人を入学させるはずもない……”幸運”というのは、彼らにしてみればれっきとした”才能”なんだろう。



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