過去ログ - 苗木「青い光、黄色い光、赤い光」
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159:以下、新鯖からお送りいたします[saga ]
2013/09/15(日) 07:41:50.87 ID:9S73a6HDo

舞園さんはまたボクの……。

苗木「あはは……超高校級のエスパー、舞園さんには敵わないよ」

思わず笑みが溢れる。

舞園さんは僕を気遣ってくれている。

それだけでなく、本心からボクに対して感謝を述べてくれている。

それをボクは、自分は無力だ無意味だ。と、

卑屈になって否定していたんだ。

舞園「ふふっ、気づいてくれたならそれで良いんです。苗木君は私の……」

舞園さんには珍しく、

中途半端な言葉だった。

言おうかどうか迷って、

でもやっぱり言うのは止めておこうという歯切れの悪い言葉。

舞園「苗木君は私のボディーガードなんですからね」

苗木「護身用からランクアップしてる?」

舞園「ふふっ、少しだけしてますよ。昇格おめでとうございます」

今だけは悲劇を忘れて笑うことができる。

でも、この視聴覚室を出たらそれは一旦終わりにしよう。

逃げずに立ち向かうんだ

苗木「舞園さん、手伝ってくれる?」

舞園「はい、もちろんです」

舞園さんと……江ノ島さんと。みんなと!


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