過去ログ - 苗木「青い光、黄色い光、赤い光」
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34:以下、新鯖からお送りいたします[saga ]
2013/09/11(水) 18:54:47.94 ID:QwnmSV9Ko
舞園「こうしている間にも忘れられていく……みんなから私たちが消えていく……」
不意に舞園さんの声が消える
それは言葉にし難い空白
刹那、舞園さんの見開いた瞳がボクを捕らえた
舞園「私にはっ! こんなことをしている余裕はないのにッ!」
強く、そして大きく怒鳴る
怒り、不安、嘆き……いろいろな感情が含まれた心からの叫び
同情を許さない。
経験していないボクには理解さえできないような、
壮絶な経験を経て手にした仲間との夢を、彼女は失いかけているんだ……
舞園「ごめんなさい……愚痴なんて……」
苗木「ううん、全然いいよ。ボクでいいなら愚痴くらいいつでも聞くよ」
舞園「……ふふっ苗木君が味方で良かったです」
その笑顔はさっきまでの勇気づけられる、元気づけられるような、
本物ではないような気がしたけれど、
ボクは何もいうことができず、何もできないまま別れ、部屋へと戻った
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