20:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:30:00.84 ID:qgOebLqx0
P「他には……」
そういえば、さっきの水面が気になる。
P「凪……って言うのかな、これは」
波一つない水面。
俺が立っているというのに、少しも揺らぐ気配がない。
ずっと遠くまで静かな平面が続いているのが見える。
これが揺らいだのは……
P「あの水滴が落ちた時か」
天を仰ぎ見る。
今はただ、暗い闇が無限に続いているだけだ。
あれは一体何だったのだろう。
それを確かめる手段は、もう一度見てみる他にない。
P「……っと、落ちてきたか」
前回と同じように、果てのない空から落ちる水。
雨と違って一滴ずつしか落ちてこないのは、その存在を強調する為だろうか。
P「出てきたな……」
次の現象も前回と同じく、ぼやけた輪郭が浮かび上がるというもの。
不安定に揺れる輪郭が想起させるのは。
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