過去ログ - P「光射す日常――」
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29:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:37:15.17 ID:qgOebLqx0
P「さて……次は誰かな」

身体が動かなくなって、3メートル先の光景に注視する以外はできなくなる。
俺の考えは当たっていたようだ。

P「出てきたな」

水面に波紋が生まれ、陽炎のように立ち昇る像が見える。
あやふやな輪郭。
今回、それが大まかに取った姿は。

P「伊織か」

伊織「…………」

右手の甲で後ろ髪を持ち上げ、左腕を胸の少し下で折り曲げている。
小柄な体躯に長い髪。左腕にしがみついている白い物体。
紛れもなく伊織だろう。

P「なんだろう……凄く落ち着かないな……」

全裸を見られている、という認識が羞恥心を煽り立てる。
隠す事すらできないのが余計に恥ずかしい。

P「まるでゴミを見るような目だな……」

無機質な――人形のような瞳は、今までと同じ。
人を見下す事をしない伊織には似合わない表情だ、と思う。
思うのだが……


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