過去ログ - P「光射す日常――」
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37:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:43:42.09 ID:qgOebLqx0
P「ん?……時間か」

いつの間にか、3メートル先に波紋ができていた。
考察はまた次にしよう。

P「さて、今度は誰かな」

絶えず歪み続ける輪郭が浮かび上がる。
その中に見えるのは、頬に右手を当てながら小首を傾げる仕草をしている女性だ。
落ち着いた色調の服が、身体のラインを強調するように包んでいる。

P「これは……あずささんだな」

俺が呟くと、輪郭は明確になってゆく。
そして、いつもは穏やかに笑うあずささんの顔は。

あずさ「…………」

まるで、能面のようであった。

P「これだけは慣れないな……」

言うまでもない事かもしれないが、あずささんは美人だ。
その美人が、無表情で、しかも『目を剥いている』と言っても過言ではない眼差しで見つめてくればどう思うか。

P「怖すぎる……」

そもそも今は動けないのだが、この視線を受けていると『行動しよう』という意思そのものが削られるように感じる。
『早く次に行って欲しい』と切に願う。


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