40:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:46:11.28 ID:qgOebLqx0
P「気にしなくてもいいですよ。実は俺も楽しんでますから」
あずさ「楽しい……ですか?」
P「ええ。こう言っては何ですが……あずささんみたいな綺麗な人と夜のドライブなんて、凄い役得ですよ」
無論、手間が掛かる事に変わりはない。
P(それでも……)
いつからだろうか。
何事にもポジティブな――天然なだけの部分も大いにあるだろうけれど――彼女を見ていると『小さな事でも楽しみたい』と感じるようになっていた。
そんな事を考えながら、言葉を続ける。
P「だから、あずささんも楽しんでください。そうして貰えると、俺も嬉しいです」
そう言うと、あずささんは言葉に詰まりながらも返事をして。
あずさ「そ、そんな……綺麗だなんて……もう……」
それっきり、窓の方を向いて黙ってしまう。
自分で言っておいて何だが、今更ながら恥ずかしくなってきた。
それを誤魔化したかったからか、口が勝手に別の話題を引き出していた。
P「……まあ、ドライブ云々を抜きにしても」
あずさ「……抜きにしても?」
P「アイドルの皆と一緒に居られる時間は、貴重ですから」
P「……俺は好きですよ。こういう時間」
すると、あずささんも思案顔になって。
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