87:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:34:22.19 ID:qgOebLqx0
P「それは?」
律子「新しいイベントの企画書です。今、竜宮小町は波に乗ってますからね」
P「成程な。ここで一気に売り込みをかけようって事か」
律子「そういう事です。プロデューサーに負けてばっかりじゃいられませんので」
『ふふん!』と、律子が得意げに笑う。
そんな律子を見ていると、ふと思う。
P(そういえば、いつもこんな感じだな……)
企画が完成すると、律子は決まって俺に教えたがるというか。
そこまで対抗心を剥き出しにするほど、俺の業績が振るっているという訳でもないと思うのだが。
まあ、やる気があるのはいい事だ。余計な水は差さないでおこう。
律子「もたもたしてると、すぐに追い越しちゃいますからね?」
P「そうだな……俺も負けないようにしないとな」
律子「その意気ですよ、プロデューサー」
こんな律子を見ていると、俺も頑張らねばという思いが溢れてくる。
職場にライバルが居るというのは、意外と嬉しい事なのかもしれない。
そんな事を考えているうちに、律子は席に着いていた。
そして。
律子「さてと……もうひと頑張りしますか!」
パソコンに向き直ると、カタカタとキーボードを叩き始めた。
俺も仕事を再開しようと思い、視線をデスクに戻す。
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