過去ログ - P「光射す日常――」
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94:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:39:51.90 ID:qgOebLqx0
P(しかし、入室は許可されたけど……)

これは、邪魔になってしまったのではないだろうか。
そう思って、一応の確認を取る。

P「あの……出直しましょうか?」

これは修正案の報告なのだし――だからと言って、後回しにしていいという訳ではないが――他に重要な案件があるのなら、それよりも優先度は落ちる。
この二人が社長室に居るのだ。会社の経営に関する話をしていた可能性もあるだろう。
そんな事を考えていると。

高木「いや、気にする事はないよ。音無君もいいかね?」

小鳥「はい。大丈夫ですよ」

社長は音無さんにも確認を取り、入室を促してきた。
その言葉に安心して、社長室へ足を踏み入れる。
音無さんの隣に腰を下ろすと、その手に白い紙があるのに気がついた。

P「それは……」

恐らく、日めくりカレンダーを破った後の紙だろう。
社長が留守にしている間、音無さんがここの掃除をしていたのだろうか。
だとすれば、俺も手伝うべきだったかもしれない。
まあ、一社員が社長室に出入りするのは憚られるかもしれないが。
そんな風に思いながら、音無さんの手にある紙を見ていると。

小鳥「日めくりカレンダーです。社長ったら、まためくるの忘れてるんですよ」

音無さんが、社長の机に目を向けながら説明してくれる。
その視線を追うと、机の上に寂しく佇む日めくりカレンダーが視界に映った。
そこにあった日付は。


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