過去ログ - ほむら「それは、もう一つの結末」 完結編
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◆LeM7Ja3gH2ba
[sage saga]
2013/09/11(水) 17:35:38.12 ID:CqqKe4Aqo
マミ「それにしても、暁美さんってこの学校の生徒だったのね」
ほむら「?……ええ、そうよ。
この間転校して来たばかりだけど」
マミ「ああ、もしかして最近学校で話題になっている『美人の転校生』って、あなたの事?」
ほむら「何の話だかわからないわ」
別に嘘ではないし、そもそもそれは違うだろう。私は一々噂されるほど美人ではない。
魔法で高めている運動神経や、勉強もループをするこの一ヶ月間に習うものならば完璧にマスターしているので、
それらなら噂になるのもわかるけれど。
マミ「うーん? 間違いなくあなただと思ったんだけど」
そう呟きながら首を傾げる巴さん。
マミ「でも、この学校に居るのなら、テレパシーででも話しかけてくれれば良かったのに」
そんなに距離が離れていなければ、確かにそれは可能なのだが……
ほむら「その必要性を感じないわ」
少なくとも、今はまだ。
ほむら「そもそも私は、あなたがここの生徒だと知らなかったもの」
もちろんこれは嘘だが。
マミ「そういえば、これまでは魔法少女の姿でしか会った事がなかったかしら?
ふふっ。それなら知らないのは当然だし、話しかけようもないわね」
普通に考えたらそうだろう。制服姿を見ていたのなら、逆に気付かない方が不自然になるが。
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