過去ログ - 泉「それでも、私は」
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134: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/22(日) 22:11:09.96 ID:vLQeQ6KRo
少し時間があき、園城寺先輩が落ち着いた頃。
先輩は目くばせした。そろそろ病院の時間なんやろうか。
私は頷いた。

「………じゃ、部活頑張って、な?」

「は、い」

「…………ほら、いくで?怜」

屋上を出てゆく先輩たち。
突如として胸から熱いものがこみ上げ、声に出ていた。

「………っ先輩!」

動きを止める清水谷先輩。
園城寺先輩に何かささやき、先に行かせる。
先輩は不満げだったけど、おとなしく屋上の扉の奥に消えて行った。


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