140:  ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/22(日) 22:18:00.68 ID:vLQeQ6KRo
 「恋の不文律はわかっとるのに、愛してまう、最低や、自分汚いわ。……そんなふうに、おもっとるんやろ?」 
  
 「………はい」 
  
 「ふふっ、正直なんはええことや」 
  
 ゆるく抱きしめながら、頭を撫でる先輩。 
  
 「………でもまぁ、気にせんでええよ。 
 恋は、燃え上がるほどそうなってしまうもんやからなぁ…… 
 とりあえず、受け入れ?泉には麻雀部がある。ゆっくりまたもとの自分に戻ればええねん」 
  
 優しい言葉が胸に刺さる。 
 頭の上にある先輩の手を払って、言った。 
  
 「………いや、私…もう部活いけないですよ…あんなことしたのに」 
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