22:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:58:59.37 ID:1wN6DCnvo
「…命に関わる状態は過ぎました」
「奇跡的に骨折もありませんし、体の傷はすぐに直るでしょう」
その言葉で、張り詰めた空気がプツリと切れるのを感じた。
ほう…と息を吐き、それによって体の力が抜けてゆくのがわかる。
「……ですが」
しかし、また、張り詰めた空気が返ってくる。
「…頭を強く打っいるようなので…意識が戻るかどうかは……保証できません」
「そん、な………」
崩れ落ちる母親らしき人、そして、園城寺先輩。
こんな時でも、私はなぜか、冷静だった。
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