過去ログ - 泉「それでも、私は」
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60: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:13:23.23 ID:TpJlJ2luo
自分が記憶を失った、ということを、
私は案外素直に受け入れている。

だからまずは、この人たちを1から覚えなおす作業に集中しようと思った。
私が前のように接すれば、向こうも前のように接してくれるだろう。
そうしたら、何か思い出せるかもしれない。

その中で、現れた人。
二条泉。
自分が恋愛をしていたのかはわからない…けれども。
明らかに、あの子は私を想っていたようで。

恋人だったのだろうか。
それとも彼女の片思いだったのだろうか。


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