過去ログ - まだ、題名がない青い春の物語
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465: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:53:36.65 ID:RwTeIbhMo
………

正直誰が殴ったとか、誰がこんなことをしたとかは声で大体分かる。
そして、報復の辛さも思い知った。

俺だけ不幸になればいいとか、思っていた時はまだ幸せだったんだ。

だが、それは決して関係のない話だったんだ。
痛いものは痛い、辛いものは辛い。

牧野さん筆頭に、俺は東福寺さんを受け入れていいと思い込み始めていた時
そんな幻想は早くも砕かれた。

親衛隊全員が去りきった後、俺は砂だらけになって携帯を取り出し、電源を切った。
そして壁へ打ち込んだ。ただ携帯は頑丈で、ガラスが割れただけだった。
素人のいらだちレベルでは携帯は壊れないみたいだ。

とりあえず携帯を拾ったが、もう嫌になりそのまま放り捨て鞄も教室に置いたまま
俺は家に帰った。

もう疲れきった体を休める方法は寝るしか無い。
何一つ考えたくない。死んでしまいたいぐらい面倒くさい。

俺は寝た。とりあえず。


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