468: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:55:01.67 ID:RwTeIbhMo
「誰にやられたか分かるか?」
「全員覆面していたし、わかんないっす。だけど声だけで判断すればこいつらです」
「なんで昨日家族や学校に言わなかったんだ?」
469: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:55:28.24 ID:RwTeIbhMo
心持ち落ち着いたように見えているが、それはあくまでも演技だ。
俺なんてちっとも心は頑丈じゃない。もうすでに心も体もボロボロなんですよ。
「犯人自体はもう俺はどうでもいいんですよ、学校側が犯人を捕まえたいんなら……協力はしますけど」
470: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:55:55.50 ID:RwTeIbhMo
「先生はな……恋愛を容認するつもりではないが、自分自身を抑えこむ教育はしたくないつもりだ。だから自暴自棄にはなってほしくない」
「でも先生。恋愛感情なんてすぐに変わるものですから。こんな状況になってまで東福寺さんと交際をしようとは思えませんし、そういう機会だったってことで…」
471: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:56:23.18 ID:RwTeIbhMo
……
先生も帰り、今日は俺は学校を欠席扱いにしてもらった。
お陰で皆勤賞は崩壊。俺の青春の一つが大いに崩れ去った瞬間でもある。
472: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:57:15.95 ID:RwTeIbhMo
―― インターホンが鳴る。
何でしょうか。
ドアを開けると、そこには粗方予想は出来ていましたが東福寺さん。
473: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:57:47.63 ID:RwTeIbhMo
「いいから帰れ!!」
俺は柄にもなく思いっきり叫んだ。
ビクッとなった東福寺さん。
474: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:58:13.20 ID:RwTeIbhMo
「東福寺さんはそれ程までにな、みんなに愛されているんだよ。だからさ、もう帰ってくれ。このままだと俺は東福寺を嫌いになってしまう……」
「……!!」
475: ◆MY5me9jWdo[続く]
2014/02/02(日) 22:58:54.52 ID:RwTeIbhMo
今日はここまで。
476:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/03(月) 01:33:34.10 ID:mwPPeGq2o
おつおつ
親衛隊の存在すっかり忘れてたわ
477:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/03(月) 10:25:57.16 ID:KDoS3llfO
読み辛いね
478: ◆MY5me9jWdo[再開]
2014/02/08(土) 00:24:32.21 ID:AQWweXvMo
正直学校に行くことは辛い以外なかった。
東福寺さんはもちろんのこと、学校でばら撒かれたビラ。
それによる左右関係のやり辛さ、親衛隊はやはり危惧すべき対象だったこと。
ストレスでどうにかなりそうだ。白髪まみれのハゲになってしまいそうだ。
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