93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/09(土) 20:14:31.70 ID:ofsbQ5zLo
櫻子「……」
櫻子「私さ……ねーちゃんに怒鳴っちゃった……」
花子「え……?」
櫻子「ねーちゃんは私を元気付けてくれようとしたのに……『いつ治るんだ!』『ねーちゃんに私の気持ちはわからない!』って……」
花子「……」
櫻子「ねーちゃんは謝りながら部屋から出てった……何も悪いことしてないのに……」
櫻子「でもさ……私もうわかんないんだ。頭ん中ぐちゃぐちゃで……不安で仕方ないんだ」
花子「……それは……しょうがないと思う……けど」
花子「撫子お姉ちゃんは冷静に見えるけど、きっと誰よりも櫻子のこと心配してるし。さっき会ったときもすごく落ち込んでた」
櫻子「うん……」
花子「でも謝ればきっと大丈夫だし。その上で……八つ当たりとかじゃなくて謝った上で、櫻子の不安とか全部ぶつければいいし」
櫻子「……迷惑じゃない?」
花子「迷惑なんかじゃないし。花子にも、不安とか全部ぶつけていいし。目が見えないことの不安とか、恐怖とか、花子には全然想像もできないから……きっとその方が櫻子の力になれると思うし」
櫻子「ありがとう……はなこぉ……」グスグス
花子「……もう寝るし、櫻子」ナデシナデシ
109Res/41.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。