過去ログ - 【モバマス】「まゆ、お前は夢を見せる装置であればいい」
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2:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 20:37:24.73 ID:MAqM1HVe0
「本日は、佐久間まゆさんにお越しいただきました。宜しくお願いします」

 ――宜しくお願いします。

「佐久間さんは、立ち振る舞いも、仕草もしっかりされていて、大人の女性といった感じです」

 ――実感はないんですけど、もしそうだとすれば、素敵な先輩方に囲まれているお陰だと思います。

「読者モデルから専属モデルの座に駆け上がったということで、ファンの喜びもひとしおでしょうね」

 ――応援いただいたファンの方々には、本当に感謝しています。

「ではまず、ご家族の構成を教えていただけますか」

 ――両親以外には、小学生の妹と弟が一人ずつです。

「妹さん、弟さんとは、けっこう、年が離れているんですね」

 ――手のかからない、できた子たちです。仲も良いですよ。

「では、一緒に休日を過ごされることも?」

 ――妹とは原宿や渋谷に服や小物を買いに行きますよ。お洒落にうるさい年頃ですからね。

 弟とは、美術館や水族館に出かけますね。この子は芸術の分野に興味があるみたいです。

「素敵なお二人ですね。ところで、佐久間さんのお住まいはどのような?」

 ――閑静な住宅街、とでも言うんでしょうか。二階建てで、洋風の家に住んでいますよ。

 母がガーデニングに凝っていて、庭には色とりどりの花が咲いているんです。

「是非、拝見してみたいものです。そういえば、佐久間さんはお料理が趣味と聞きましたが?」

 ――自慢できるほどの腕前ではありませんけど、休日には母の代わりに食事を作ることもありますね。

 母の友人にパティシエの方がいるんですけど、最近、ご指導いただいて、お菓子作りに凝ってます。

「スイーツですか。流行りですものね」

 ――実は、本日、自作のお菓子をお持ちしたんです。よろしければ、いかがですか。

「そんなサプライズが。気をつかっていただいて、ありがとうございます」

 ――素人仕事で、お恥ずかしい出来なんですけどね。

「ご謙遜を。これは、マカロンですね。では、失礼して……美味しいです」

 ――ありがとうございます。

「この雑誌を読まれている、佐久間さんのファンの方には垂涎の一品ですよ」

 ――お上手ですね。

「いえいえ、ファンの方の総意で間違いありませんよ」

 ――(笑)


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