過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」
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20: ◆gYscp9wNvQ[sage]
2013/09/13(金) 15:06:29.94 ID:C9NQO1Vm0
その日の夜、結衣の家で緊急会議が開かれた。
あかり「櫻子ちゃん・・・」グスッ
結衣「まず状況を整理しよう。大室さんは建物の外から放たれた弓矢で心臓を一突きでほぼ即死」
京子「まさに『櫻子のハートにドッキューン!』になっちゃったな」
ちなつ「京子先輩それ笑えませんから」
ちなつ「部室の壁に小さな隙間がありました。たぶんそこから狙ったのだろうと思います」
京子「これはプロによるものだな。あんな小さな隙間を通して大室さんの心臓に1発で命中させるなんて
常人にはとてもできない」
結衣「犯人は弓矢の扱いにひどく長けている者ということか・・・」
ちなつ「ん、あれそういえば・・・」
結衣「どうしたのちなつちゃん?」
ちなつ「七森中って1年生の体育の授業で弓道をやるじゃないですか」
あかり「!」
そう、七森中では1年生の1学期に弓道、2学期に馬術、3学期にフェンシングをするのである。
京子「そういえば私らも去年やったな〜。あれは大変だった」
ちなつ「で、その授業のとき初めてやる人が多いからみんな悪戦苦闘してたんですが、
一人だけ抜群に上手な人がいたんです」
結衣「それは・・・?」
ちなつ「向日葵ちゃんです」
ちなつ「向日葵ちゃん、あまりにも上手いから先生にプロになれるよと言われたくらいなんですよ。
櫻子ちゃんには『おっぱいが大きいくせになんでそんなに上手いんだよ!』って言われてましたけど。
ねっ、あかりちゃん?」
あかり「えっ、うんそうだね・・・」
ちなつ「?」
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