過去ログ - ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」
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38: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/24(火) 21:44:06.41 ID:q9z5J92ho

 今日は、私情ではなくて、仕事。今日の戦闘の報告をまとめなければならない。俺は、帰ってくる戦艦の中で作った書類を保存させたデータメモリを中尉のコンピュータに差し込んだ。コンピュータを操作して、書類の一部をコピーする。

 作業をしていた俺の横に中尉が立ったと思ったら、コトっと、コーヒーの入ったカップを置いてくれた。

「この書類の…ここに貼り付けておいて」

中尉がモニターを指さしてそういった。俺は言われたとおりに、データを貼り付けて体裁を整えてから書類を保存しなおした。

 これで、仕事は、終わり。あとは消灯までの自由時間だ。

 俺は席を立たずに、中尉の淹れてくれたコーヒーをすすった。苦いよな、これ。それでも、精一杯背伸びするつもりでそれを飲んでいた。そうしたら、中尉がクスっと笑い声を漏らした。

「なんです?」

「ブラックを飲むなんて、15歳とは思えないな、と思って」

「せっかく出してもらったのに、いらない、とはいえませんからね」

俺が言ったら、中尉はまた笑った。

「ブラックは飲むし、私を励まそうとするし、戦闘では私を落ち着かせてくれるし…本当にあなたは、大人みたいだね」

「みたい、ってのは気に入らないですけどね」

特にそうは思っていない。大人だろうが、子どもだろうが、関係ない。俺は俺の思ったことをするだけだ。子どもだといわれて怒るわけでもないし、大人だといわれて浮かれるわけでもない。でも、この手のやり取りのほうが、中尉は楽しんでくれるだろう。返答には、そんな思いがあった。

 思ったとおりに、中尉は楽しそうな笑顔のままだ。そんな中尉を観察していたら、彼女は持っていたコーヒーカップとソーサーをテーブルに置いた。なんだ?と思っていたら、そのまま俺に近づいてくる。俺の手からもコーヒーのカップをむしりとった。

「なんです?」

俺が聞くと、中尉はニヤっと笑った。

「それなら、本当に大人なのか、試してみないとね…」

彼女はそういうと、ためらいなく、俺の口に、唇を押し付けてきた。そんな感覚は感じていたが、まさか、こんなタイミングでされるとは思っていなかった。少し驚いて身を引きそうになってしまったが、なんとかこらえて、彼女を受け入れる。イスに座っていた俺にもたれかかるようにして、中尉の体が俺を包む。悪くない…いや、悪くない、どころか、これは…

 中尉はそのまま俺の首の後ろに腕を回した。俺も中尉の体に腕を回して抱きしめる。こんな経験は今までないが、それでも、体が勝手に動くのは遺伝子に組み込まれているからなのか。

 俺は体格の大して変わらない中尉をいったん押し戻して立ち上がると、そのまま彼女の体を抱いてベッドに倒れ込んだ。そこでも、やはり中尉が上。子ども扱いされようがなんだろうが関係はないが、組み敷かれてしまうのはどうにも悔しい。俺は体勢を入れ替えようと中尉の体を引き寄せて身をよじるが、彼女は頑として抵抗し、俺を押さえつけてくる。

 彼女の柔らかな体を俺に絡みつき、口から離れた彼女の唇が、俺の首元を這い回る。ブロンドの髪から、香水のような香りが漂ってきて俺の胸をくすぐる。

 彼女が体を起こした。俺の腰の上に馬乗りになるようにして座り込むと、そのまま、無造作に着ていた軍支給のスウェットの部屋着を脱ぎ捨てた。下着をつけたまま、俺の制服に手を掛けて、ジッパーを引き下ろし、上着を脱がせて、肌着も奪い取るようにして剥いだ。そこからまた、俺の両手首を掴んで体重を掛けてくる。

まるで無理やりに襲われているようだ。彼女の唇が上半身を這い回り、素肌が触れ合う。

 不意に、両腕が開放された。彼女は俺を押さえつけていた手を放して、俺の腰のベルトに手を掛けている。俺は体を起こして、中尉の喉元に噛み付くくらいの勢いで顔をうずめた。中尉がしていたように、口で吸い付きながら、局所を舌でくすぐる。
 


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