過去ログ - ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」
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◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/24(火) 21:44:33.27 ID:q9z5J92ho
「んっ…」
中尉から、声が漏れた。俺はそのまま自由になった両手を中尉の背中に回して、金具のついていない、スポーツタイプの下着を脱がせる。中尉も抵抗せず、されるがままに腕を抜き、協力してくれる。そのまま俺は彼女を押し倒した。
首に、胸に、と舌を這わせ、体を支えていない開いているほうの腕で、胸と耳を焦らすように触ってやる。
「んっ…あっ…」
また声が漏れる。その間に、中尉は俺のベルトを外し終えていた。両足を俺の腰に絡めてきた彼女は、ズボンと下着を下へとずらして行く。俺もまた抵抗せずに、彼女に合わせて腰と膝を浮かせて、最後には足で自分のズボンを脱ぎ捨てた。中尉のスウェットはベルトを外す手間もなく、簡単に脱がせられた。
上にのしかかっていた俺を中尉が抱きしめてくる。俺も彼女に口付けをしながら、頭に腕を回してしがみつくように抱きついた。彼女の肌は暖かく、うっすら汗をかいているのか俺に吸い付いてくるようで、俺の中の高まりが増す。唇を話して、そのままの体勢で耳に舌を這わせたら、彼女は体をビクンと波打たせた。
「まって、そこは、ダメ」
「ダメって、なにがですか?」
俺は聞き返しながら、さらに耳に口付けをする。そのたびに、彼女の体が激しく波打ち、もだえる。声を出さないようになのか、手の甲を自分の口に押し付けていた。
俺は彼女の首の後ろに片腕を回して彼女を抱きしめながら体を支えるともう一方の手を下へと伸ばした。足の間の微かな茂みに触れて、さらにその奥の“湿地”を探り当てる。そこに触れ短瞬間、彼女は下唇をかみながら俺にしがみついてきた。指先でその淵をなぞるようにくすぐってから、その淵のてっぺんにあった“つぼみ”に触れ、少しだけ指先に力を込めた。
彼女の腰が跳ね上がる。そんな彼女も反応も、体温も、香りも、微かにもれる声すら、俺の胸を締め付けてきて、とてつもない衝動を駆り立ててくる。俺はそれに突き動かされるように、彼女の体に、体を重ねた。勃ち上がった“俺”の先端が、彼女の“湿地”にぶつかる。俺は彼女の顔を覗き込んだ。
頬を紅潮させ、熱い吐息の彼女は、目に涙をいっぱいためて、静かな声で言った。
「ご、ごめん、そこは、ちょっとゆっくりがいい」
「あんなに大胆だったのに…そうなんですね…」
俺が言うと彼女は笑った。
「あなたは?」
「ビデオ学習で、手順は知ってます」
俺はそう言って笑ってやった。
腰をゆっくりと沈めていく。潤沢に湧き出た潤滑液で湿った彼女の中に突き進む。想像をしたことは何度もあった。だが、腰を打ち壊すようなこの快感は、想像以上だった。まるでなにか、違う生物に吸引されているような、そんな感触だ。
「あ、うっ…」
イレーナがうめいて顔をしかめた。俺は、侵入をそこで止める。彼女は、俺の首に両腕を回してしがみついてくる。俺の目を見つめた彼女は
「来て」
とささやいた。彼女からは期待と恐怖と不安がごちゃまぜになった感情が伝わってくる。俺はうなずいて、彼女に口付けた。なるべく優しく、安心してもらえるように。彼女の中から、怖さが薄れた。それを確認してさらに奥へと進めていく。
微かな抵抗を感じた。次の瞬間、プツっと言う感触が伝わってきた。イレーナは、俺に回した腕に力を込めてくる。さらにゆっくりと進ませて、根元までが彼女の中に沈んだ。
「すこし、このままで」
「うん」
言葉少なな彼女に、俺もそうとだけ答えた。
腕を緩めた彼女の顔が見えるようになる。相変わらず、目に涙を溜めて、頬を真っ赤にしていたが、そこには、今まで見たことのないような笑顔が浮かんでいた。
俺はそのまま、彼女と体を重ねて口付けをする。胸の内に、そこはかとない温もりが湧いてくるのが感じられる。それが俺自身のものなのか、彼女の気持ちが能力で感じられているのか判別がつかない。その奇妙な一体感が不思議と何にも代え難いと思うくらいの幸福感に変わって俺を満たしていた。
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