過去ログ - 【咲】京太郎「阿知賀で過ごす9年間」【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「阿知賀で過ごす9年間」【安価】

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242: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:49:48.57 ID:avfd7hCqo

美穂子「ふぅ…ん…っ♪」

しかし、そうと分かりながらも、俺はキスを止められない。
福路さんの呼吸が落ち着くのもまたず、再びその唇を彼女へと押し付ける。

以下略

243: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:50:14.74 ID:avfd7hCqo

美穂子「んん…ぅ♪」

そんなキスに福路さんは微かな声をあげた。
開いた唇から漏れるくぐもったそれは、快感を訴えているようにも思える。

以下略

244: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:50:41.21 ID:avfd7hCqo

美穂子「ふぅ…ぅ♪ひ…ふぁん…っ♪」

相反する二つの感情は、けれど、そのまま俺にキスを続行させる事を命じた。
それに従った俺の舌は、間違いなく何の技巧もないものだろう。

以下略

245: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:51:08.50 ID:avfd7hCqo

美穂子「私のファーストキス…須賀くんに奪われちゃった…♥」

うっとりとしたその言葉にドキリとしてしまうのは男の性という奴だろう。
勿論、これまでの会話で福路さんに恋人がいた事がない事くらい知っていた。

以下略

246: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:51:34.72 ID:avfd7hCqo

美穂子「あ…あの…」

しかし、その言葉は中々、形になる事はなかった。
まるで同じ場所で足踏みするように、そのフレーズを繰り返しているのである。

以下略

247: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:52:01.18 ID:avfd7hCqo

京太郎「む、寧ろ…き、気持ち良かった…です」

けれど、俺がそうやって福路さんに返す事が出来たのは、頭の中が少しだけ、冷静になったからだ。
俺を見据える色違いの双眸に、身体はともかく、頭は少し冷えている。

以下略

248: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:52:28.23 ID:avfd7hCqo

京太郎「す、すみません…」

まるで硬質な底が、柔らかな肉へと変わったような独特の感覚。
それにふらつく身体は、けれど、ロッカーという密室の中に閉じ込められていた。

以下略

249: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:52:54.52 ID:avfd7hCqo

美穂子「あ…あんまりジロジロ見られると…は、恥ずかしい…です…」
京太郎「す…すみません」

そのまま元の直立姿勢に戻りながら、福路さんがジッと俺を見つめる。

以下略

250: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:53:21.24 ID:avfd7hCqo

京太郎「で、でも…どうして…ですか？」
美穂子「えっ…？」
京太郎「どうしてその…ブラを外すような真似なんか…」

以下略

251: ◆phFWXDIq6U[saga]
2013/09/15(日) 21:53:48.58 ID:avfd7hCqo

美穂子「あ、あの…大丈夫ですか…？」
京太郎「え…えぇ…」

そんな俺を心配してくれたのだろう。

以下略

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