過去ログ - フィアンマ「それで、いつ結婚するんだ?」オッレルス「げほっごほっ」
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30: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/09/15(日) 13:05:18.22 ID:EnwevT3d0

子猫を連れて帰宅して。
洗いざらいシルビアに話した。
別れの言葉もついでに告げようとしたのだが、涙の方が先に出てきた。
そんな情けない男と、バカバカしい事情と、どうしようもない失敗を見て、聞いて。

かえって、シルビアは彼を愛おしく思った。

どうしようもない大馬鹿だけれど、付き合ってやろうと思った。
彼女だって、幼い頃から、オッレルスのことが好きだった。
好きでなければ抱かれる訳もないし、一緒に暮らす訳もなかった。

『この、大馬鹿野郎』

一発だけビンタをした後。
彼女はオッレルスを抱きしめ、無言で癒した。
彼が泣き止むまで、何時間でもその状態で居た。
そんな女性だったからこそ、オッレルスは彼女が好きだった。今でも。


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