過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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158: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:20:05.88 ID:1FNBzH6K0
あかり(あれ?)

あかりはふと目が覚めた。眠い目をこすりながら今は何時だろうと思って時計を見てみると
午前2時を回った頃である。

あかり(こんな時間に目が覚めるなんて珍しいなぁ)

まだボーッとしていたが喉の渇きを覚えたのでキッチンにお茶を飲みに行くことにした。

部屋を出てリビングに向かう途中、ふとあかねの部屋を見てみるとドアの隙間から光が差し込んでいる。

部屋の中からあかねの喘ぎ声が聞こえてくる。

あかね(お姉ちゃんまたやってるんだ・・・。あかりのパンツとか抱き枕とか使ってるんだろうなぁ)

あかりは特に気にしない。いつものことだからだ。

キッチンに着いてお茶を飲み終えると、部屋に帰ってくる。

あかり(ふわあぁ、眠いよぉ。早く寝よおっと)

あかりがベッドに入ろうとしたとき、なぜか部屋のカーテンが開いていることに気がついた。
カーテンを閉めようと思って窓に近づく。窓からは例の向かいの高層マンションが見える。
もう午前2時だというのにまだ明かりがついている部屋もちらほらあった。

あかり(まだ起きている人も結構いるんだなぁ)

あかりがそんなことを思っていると、何やら動くものが見えた。
向かいのマンションのちょうどあかりと同じくらいの高さ、36階くらいだろうか、にある部屋に、
何やら動く物体が見える。

なんだかとても気になったあかりはじっと目を凝らしてその物体を見つめる。
やがて、目が慣れてきてその物体の正体が何か分かったとき、あかりは驚きで心臓が止まりそうになった。

あかり(向日葵ちゃんだ)

なんと、あの向日葵がこちらに向かって手を振っているのだ。それも満面の笑みを浮かべながら。
あかりは恐怖で倒れそうになった。だがなんとかベッドに飛び込むと、数秒後には夢の中に逃げ込んでいた。


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