過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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210: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:44:25.20 ID:1FNBzH6K0
あかねの体はワナワナと震えている。

あかね「あかりは今の生活が不満なのかしら・・・?私と2人っきりの生活が嫌だと・・・?」

あかり「別に不満はないよ。でもね、なんか違うなって思うの。それに、向日葵ちゃんから聞いたんだけど、
    お姉ちゃん向日葵ちゃんを2回も殺そうとしたんだってね」

あかね「何を言っているの!?そんなのはあの子の妄想よ!私がそんなことするわけないじゃない!」

あかり「そんなの信じられないよぉ。あかり、お姉ちゃんのこと見損なっちゃったなぁ」

あかね「あああああかり、どどどどどうしたって言うの!?おおおお落ち着きなさい!」

あかり「落ちつくのはお姉ちゃんの方だよ。とにかく、あかりはもう決めたんだからっ!
    明後日には東京を出るからね」

あかね「あああああそんな・・・、冗談よね、お願いだから冗談だと言って!あぁぁぁ!」ポロポロ

泣き崩れるあかねを置いてあかりは自室へと帰っていく。

あかね「あぁぁぁぁ神様!あかりが反抗期です!どうしたらいいのでしょう!」ポロポロ

あかねはそのままひたすらに泣き続けた。この世の終わりかと思える程の大きく絶望のこもった声で泣いた。
あかりはそのあかねの泣き声を子守唄にして眠りにつく。

そして彼女はその後一晩中泣き続けた。あまりにも泣き続けたために涙が床にあふれて染み込み、
下の階で雨漏りを発生させて下の階の住人から苦情が来たほどだった。

あかねがいた部屋では床上浸水が発生し、床に置いて充電していた携帯が水没するなど多数の被害が出た。
また、あかねの体内からはどんどん水分が抜けていったため体内の水分量は朝方には体重の40%近くにまで
減少し、通常であれば死の一歩手前という危険な状態になっていた。
だが幸いにもあかねは赤座家の人間だったため、これくらいのことではなんともなかったのだが。


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