過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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32: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 06:16:15.11 ID:1FNBzH6K0
<第5章>

結局今回も事件の真相が明らかにされることはなく、数日が経過。

その間結衣は度々身の危険を感じるようになっていた。

学校では身の回りの物がよく無くなり、机には多数の落書き。
上履きの中に大量の画鋲が入れられていたこともあった。
さらには結衣が一人暮らしをしているマンションの郵便受けに猫の死骸が入れられていたことも。
またある日には、放課後部室で食べていたおはぎの中に針が入っていて、危うく怪我をするところだった。

また京子が最近前より綾乃と仲良くなっているのが結衣には気にいらない。

綾乃は親友の千歳が重傷になり、京子は大好きなちなつを亡くし、共に傷心している中で慰めあうことで
前より関係が深くなっていったらしい。

どうやら2人は放課後によく千歳のお見舞いに行っているようだ。
結衣も行かないかと誘われたのだが面倒臭いから断ってしまった。
もっとも、千歳の容態は綾乃に連絡させて逐一チェックはしていたのだが。

だが、千歳のお見舞いという名目であの2人が長い時間一緒にいることを考えると
胸が張り裂けそうな思いだった。


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