過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:30:31.28 ID:1FNBzH6K0
台所の隙間から狙いを定める。奴は隣のビルから銃撃しているに違いない、そう睨んだ結衣は
銃口を窓の外、隣のビルに向けた。そして、
ダダダダダダダ
銃口を目まぐるしく動かしながら乱射していると、何者かの悲鳴が聞こえた。命中したのだ。
敵の銃撃が止む。こちらも止める。さっきまでとはうって変わって静かになる。
???「全く、痛いですわ」
そんな声が微かに聞こえた。だが次の瞬間から再び敵の銃撃が再開。結衣も慌てて応戦する。
だが今度は敵の方も物陰に隠れながら撃ってきているのだろう、なかなか当たらない。
その状態のまましばらく撃ち合っていると、あたりが騒がしくなってきた。
こんな夜にライフルの撃ち合いだなんて近所迷惑だとマンションの住人が結衣の部屋に怒鳴りに来る。
住人「ちょっと船見さん!こんな夜にうるさいですわよ!ライフルの撃ち合いをするのでしたら
もっと静かにやってくださらない!?」
さらにはパトカーや救急車の音も聞こえてきた。誰かが通報したのだろう。
パトカーの音が聞こえてくるやいなや、隣のビルから
???「チッ、もうサツが来やがったですわ」
という声が聞こえると同時に銃撃もピタリと止んだ。もう攻撃してくる気配はない。
結衣「助かったのか・・・?ふぅ良かった。はっ、そういえば京子は!?」
京子の方を振り返るとぐったりとしている。血はなおもどくどくと流れ続ける。
結衣は駆けつけた救助隊の人に事情を話し、すぐさま病院へ。
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