過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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58: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 06:31:03.13 ID:1FNBzH6K0
赤座あかね記念病院 401号室

結衣「・・・」

あれから京子の緊急手術が行われた。手術は丸一晩かかった。
弾の一部が内臓にまで達していたらしい。なんとか一命は取り留めたが予断を許さない状況が続く。

ちなみに結衣も肩に銃弾をくらっていたが、こちらは軽傷で済んだ。

結衣「京子・・・。お願いだから目を覚ましてくれよ・・・」

目の前のベッドに横たわる幼馴染。事件から丸一日たってもまだ目を覚まさない。

いわゆる「意識不明の重体」の状態である。

今日結衣は学校には行かずに一日中京子の眠るベッドのそばに座っていた。
京子が目を覚ますまでいつまでもそうしているつもりだった。

結衣は手に持っている物を京子の顔の前に持っていって見せる。

結衣「ほら、おまえが撃たれる前に食べようとしていたラムレーズンだぞ。
   おまえが欲しいって言ったから持ってきてやったんだぞ。
   た、頼むから目を覚ましていつものように『うめー!』って言いながら食べてくれよ、京子・・・!」

昼頃に警察の人がやってきた。

どうやら警察が隣のビルに突入した時には既に犯人は逃走した後だったという。
手がかりも無く、捜査は難航しているらしい。

結衣の家からライフルが見つかったのでどうしてこんな物を持っているのかと聞かれたのだが、
学校の理科の先生がくれたと言って適当にごまかした。

警察の人は後でその先生を事情聴取しなければと言いながら帰っていった。


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