過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
1- 20
83: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 06:43:43.04 ID:1FNBzH6K0
向日葵「そこでさっきの船見先輩のお話です。あなたは櫻子の葬式があった日の翌日に生徒会室に仕掛けた
    カメラを回収しに行ったと言った。そして池田先輩がいなくなったのも
    櫻子の葬式の日の翌日。これが何を意味するか分かりますか?」

結衣「さあな。私はバカだから分からん」

向日葵「やっとバカだと認めましたわね。そんなバカにも分かるように説明致しますわ。
    つまり、カメラを回収しに行った船見先輩は運悪く見張り役の池田先輩に見つかった。
    慌てたあなたは池田先輩を殴るか何かして気絶させて、今は使われていない古い倉庫に
    運び込んだ。そして殴る蹴るの暴行を加えてロープで縛り、監禁したということですわ」

向日葵「そのまま放置しておけばいずれ死ぬと思っていたのでしょう。ところが池田先輩は
    生きて発見された。これはまずい。自分がやったことがバレてしまう。
    何とかして口を封じなければ」

結衣「私の声を真似るのはよせ」

向日葵「だが幸いにも池田先輩は記憶喪失になっていた。とは言っても油断はできない。
    いつ記憶が戻るか分からないからだ」

結衣「地の文みたいな喋り方はやめろ」

千歳が見つかってから、結衣が千歳の容態をしばしば気にしていたのはそういう訳だったのだ。

――――――――――

結衣『綾乃、今日も千歳のお見舞いに行くの?』

綾乃『もちろんよ!1日でも早く良くなってほしいもの。今日は古谷さんも連れて行くわ』

結衣『じゃあさ、千歳の病状に変化があったらすぐに教えてね。たとえば記憶が戻ったとかさ』

綾乃『分かったわ』

――――――――――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
265Res/283.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice