過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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245:名無し[saga]
2013/09/27(金) 23:28:04.63 ID:AjAzEkqA0
何年たっても、この大阪の街には慣れない。

私には騒がしすぎるのか、関西弁が合わないのか。

哀「…とりあえずどこか入ろうかしら」

ふと見ると書店があるので立ち寄ってみた。

哀「…あ!この本確かいっちゃん買ってたわね」

推理小説は相変わらず読んでいる。

あまりに集中しすぎてかまってくれなくて一度ケンカした位だ。

哀「探偵左文字ね…これも長いわね。私には何がいいのかさっぱり」

…でも、買っといてあげよ。

あ、あれは私の好きなアイドルの写真集…

哀「こっそり買っときましょ」

バレたらまたからかわれそうだ。

自分の趣味はバカにされたら怒るのに、私のはからかうんだから。
納得いかない。

哀「さて、もう少し見て一旦家に帰らないと」

書店を出て少し歩くと、輸入食材のお店が目に付いた。

哀「ピーナッツバターとブルーベリージャム、買っておこうかしら」

博士と住んでいた時はカロリーコントロールの為食べにくかったが、今は自由に食べられる。

哀「博士にももう少し食べさせてあげるべきだったかしらね」

博士、元気かしら。

メールのやりとりはあるけど、実際の生活ぶりはわからないし。

…別れ際も最後まで泣きながら心配してくれた。

それだけに会いに行きたいが、なかなか行けないまま日々が過ぎてしまった。

哀「…ほんとにおかしいわね、私」

あの町が懐かしくて、帰りたいのだろうか。

それが原因なら、なんとなく納得もできる気がするが。










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