過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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293:名無し[saga]
2013/09/30(月) 15:23:07.70 ID:jJF9FhDB0
新一「…あなたを救えなかったあの日を、俺は一度も忘れたことは無い」

新一「今も、あの頃の…高校生探偵とか言われて粋がってた自分の未熟さを悔やんでる」

新一「組織には、確かにケリをつけた。だけどあなたを救えなかったことを、それでチャラに出来たとは思えない」

新一「それでも今俺のそばには、あなたの妹さんがいる」

新一「まだまだ未熟な俺だけど、必ず彼女を幸せにします」

新一「それが俺があなたに出来ることだと思うから…」

新一「心配は尽きないと思うけど、どうか安らかに眠ってください」

哀「…ありがとう」

新一「ん?」

哀「きっとお姉ちゃん、喜んでると思う」

新一「…そうかな」

哀「ええ、きっとそうよ」

…そうだよね、お姉ちゃん。

花を添え、私たちはあの場所を後にした。

お互いの表情が、少し和らいだ気がした。

長く引きずって来た物をこの一度で吹っ切れるかはわからないが…。

少なくともそれに足を止められることは無いと思う。

なぜなら…あの時頭の中に浮かんだお姉ちゃんは…。

笑っていたから。


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