過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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名無し
[saga]
2013/10/03(木) 23:13:17.04 ID:aA4rnzxx0
哀「……また、あの夢」
私が最後に行かなきゃいけない所。
今回の旅の終着点……そこに至る時が近い。
今の夢はその暗示か。
哀「あら、いっちゃん?」
いつの間にかベッドに彼の姿が無い。
トイレかな?……しかし温かさからするとしばらくここにはいないようだ。
哀「いったい何処へ……?」
ドアを開け家の中を回るが見当たらない。
哀「車はあるし、服もある」
哀「あんな軽装で行ける所は……あそこしかないか」
間違いない、きっとあそこだ。
???(ある場所)
新一「……」
哀「やっぱり、ここだったのね」
新一「ん、哀か……気づかれちまったか」
哀「たまたま目が覚めちゃってね、多分ここかなって」
新一「ああ、ちょっとここに来たくなってな」
哀「ここに来たのは、自分の家だから?」
哀「それとも蘭さんとの思い出があるからかしら?」
新一「まあな、覚悟を決めていたんだ。明日ここに蘭を呼ぶ」
新一「その時きちんと自分の想いを伝えられるようにな」
新一「なあ哀…さっき聞けなかったんだけど」
哀「うん」
新一「不安じゃねぇか?」
哀「不安?」
新一「俺は哀と共に生きたい、哀を幸せにしたい」
新一「その気持ちに嘘偽りはない」
新一「ただ、昨日の歩美の一件とは違う。俺と蘭は男と女だ」
新一「感情のもつれが、どんな間違いを犯さないとは言い切れない」
新一「無論そんなことはありえない。だけど、不安にはなるんじゃないか」
新一「そう思ってさ」
新一「……ホントは、明日が来るのがただ怖いだけかもしれねーけどな」
哀「……」
新一「哀はきちんと歩美に想いを伝えられたのに、自分の番となると不安でしょうがない」
新一「責められるのは怖くない。ただ、きちんと自分の想いが伝えられるかが怖い」
新一「そう思って……落ち着くためにここに来たけど、あまり変わらなかったよ」
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