過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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名無し
[saga]
2013/10/05(土) 10:08:53.66 ID:o4myICCN0
そう、それが出来て初めて、私は過去に……
思い出に決着をつけられる。
人から見ればバカバカしい事だが……
それでもそんな事でもしなくては人は前に進めない時もあるのだ。
阿笠「おお、お帰り。どうじゃった、蘭君は。元気そうじゃったか?」
新一「ああ、変わってねぇよ」
阿笠「そうか、ならこれで一安心じゃな」
哀「博士、1つ聞きたいんだけど」
阿笠「ん?なんじゃ?」
哀「彼女は……もう1人の私は今どこに?廃棄してしまった?」
阿笠「いや、それならあそこじゃよ。実験室に保管されておるわい」
哀「そう、ありがとう」
新一「よし、じゃあ行くか」
哀「ええ、そうね。博士、ちょっと待ってて」
阿笠「うむ、わかった」
ドアを開け、明かりをつける。
等身大のガラスケースに、それは納められていた。
力なくうなだれる、マネキン人形。
あの日、あの時確かに熱を、魂を持っていたはずの……もう1人の私。
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