過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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名無し
[saga]
2013/11/02(土) 00:39:36.06 ID:qmS8INXW0
哀「同じ人を、工藤君を想う気持ちがぶつかり合うことをね。薄らと心の何処かで予想していた、でも見ないようにしていた時もあった。だからあなたがその感情を爆発させて私達にぶつけてきた時、動揺したりもした」
歩美「哀ちゃん……」
志保「それを無視してね、新一君と関係をもっと深くしておくことも出来たんだろうけどね。出来なかったね」
哀「心の何処かで思ってたのね、あなたの彼への思いを無視して彼との関係に決着は出来ないと」
歩美「……それは、私への同情?」
志保「それだけで10年もダラダラやってこないよ。まあお互い色々不器用だからすったもんだやってたら10年経っちゃったワケ。色々大変だったしね」
哀「色々と矛盾した気持ちでいる事は分かっているし、おかしいことも解ってる。生物学的に考えても社会的な女と言う立場として考えても私達の生き方は滅茶苦茶」
志保「好きな人がいるのに割り込んでくる相手を敵視もしないどころか、同じ土俵で勝負しようって迎え入れてるし、ある意味では応援しちゃってる自分もいる」
志保「例えば、新一君と哀がイチャイチャしてたら腹立つけど、でも何か嬉しい自分もいるの」
哀「私達にとってお互いは、そしてあなたは友達や姉妹と言う言葉を越えてしまった所にいるの」
志保「そ、同じ好きな人を奪い合う敵じゃない。同じ人を愛する仲間なんだって。そう考えちゃうんだよ。バカだよね」
歩美「仲間……同じコナン君を好きな仲間……」
哀「だからこそあなたと工藤君が関係を持ったとしても、私達はそれを恨んだりも妬んだりもしない。あなたがその想いを素直に工藤君にぶつけた結果であるなら。あの時の私達と同じように」
哀「でも、そうなっても間違いがあってお互いが不幸になる結果にはなって欲しくない。だからこの薬を作ったの」
志保「そ、役に立って良かった」
歩美「哀ちゃん、志保ちゃん……」
歩美「ごめんなさい……」
哀「何故謝るの?」
歩美「私は、そんな風に考える余裕も無かった。ただコナン君の事に必死で、そればっかりで」
歩美「2人は私の事を考えてくれてたのに、私は自分のことばっかりで、私、私……」
志保「なーにいってんの、それがフツーだよ、好きな人のコトで頭がいっぱいになる。ワタシ達がおかしいだけなんだよ」
哀「結局私達がこう言ってるのも、負け惜しみかもしれないし、ただの後付けで自分を納得させているだけかもしれない」
志保「ホントの自分の感情なんて自分でもナカナカわかんないもんなんだよ」
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