10: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/15(日) 00:09:45.15 ID:dTdgwxAZo
彼女はそれを裏からちらりと眺めながら、
あ、あれはローンソで限定販売された私のタオルホルダーじゃん
などと細かいところに気付く。
それは、終わった・成功した実感が湧いてきたこと、
心に多少の余裕が生まれたことの顕れであろう。
私はやり切ったんだ。胸の辺りから、ゆっくりと、しかし確実に、達成感が全身へと拡がっていく。
知らず知らずのうちに、笑みが零れていくのを禁じ得ない。
Pの方を振り返った彼女の顔は、晴れ晴れとしたスマイルに満ち溢れていた。
「さ、控室へ戻ろうか」
そう促され、凛はPの横に並んで、控室に続く廊下へと消えていった。
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