過去ログ - 凛「私は――負けない」
1- 20
18: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 03:31:03.73 ID:Csght9Kio


・・・・・・・・・・・・


「お〜しぶりん! さっすが、最高だったよぉ〜♪」

「凛ちゃん! よかったよー! 私、もう感動しちゃった!」

控室へ戻ると、同じ事務所のアイドル仲間、本田未央と島村卯月が凛を出迎えた。
二人は興奮冷めやらぬ様子で、

「凛ちゃん、こんな大きな会場を埋め尽くすなんて本当にすごいよ!」

「ホントホント! 横アリのキャパでも、三日分を一瞬で完売にしちゃうんだもんね〜。
 この三人の中では、しぶりんがずっと先に走って行っちゃって、
 同世代の置いてかれる側としては淋しいですなぁ、しまむーさんよ」

目を輝かせる卯月と、大袈裟に肩を落とす未央。
勿論、未央の仕草はあくまでも冗談なのだが、

「わ、私は未央のことも卯月のことも置いていく気はないよ、ね?」

凛は二人の手をはっしと掴み、それぞれの目を真っ直ぐと見て言った。

「あっはっは、マジメだねぇ〜しぶりん。冗談だよ冗談♪ わかってるくせに〜」

そう言って未央は空いている方の手で凛の肩を叩きながら笑う。卯月も柔和な笑みを浮かべている。
そもそもこの三人は同期。今更気兼ねなど必要ない間柄なのだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
782Res/439.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice