18:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:12:01.51 ID:t5UYVlVE0
「――調子はどうだ、肇」
今度は少女ではなく、彼が後ろに立っていました。
「ぼちぼち、です」
そうか、と彼は片手に持っていたバケツを置き、私の隣に座ります。
「……いい顔になったな、肇」
「そうですか?」
ああ、と彼は私の目を覗き込みます。
……少々、恥ずかしいのですが。
「晴れ晴れとしたような……いい表情だ」
急に頭を撫でられて、私は少しだけ驚いてしまいました。
彼は、何も気にせずに、ずっと私の頭を撫でています。
恥ずかしいけれど……なんだか、落ち着きます。
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