22:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:20:56.50 ID:t5UYVlVE0
「それで、肇――」
針を付け替えて、二人並んで糸を垂らして。
ふと、思い立ったように、彼が聞きます。
「――釣れているか?」
「――ふふっ。ええ、釣れました」
ぱしゃんと水面をはねる魚。
さえずりを続ける小鳥達。
絶えず流れ続ける清流。
この世界のすべてを感じながら、私は彼に笑顔を向けました。
「釣れましたとも、私自身が……」
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