過去ログ - 佐天「ホワイトスネイクかぁ…」〔ジョジョ〕
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401:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 00:52:41.69 ID:DtVXAXD+0
ディオ「ここだ…随分…古い教会だ…木造だな…」


イン「あ!神父さん!」

エンリコ神父「おや…インデックスちゃん。今日は何を食べに来たのかな?」

イン「ぶぅ!神父さんのいじわる!私!朝からすっごく大変だったんだよ!?」

エンリコ神父「まぁまぁ…そちらの方は?」

ディオ「どうも…佐天、というものです」ペコ…

エンリコ神父「こちらこそ、私は、この教会の神父をさせていただいております。エンリコ・プッチと申します。どうぞ、よろしく」ペコ…

イン「この金髪のひと、すごくいいひとなんだよ!行き倒れた私に、ご飯を食べさせてくれたり、ここまで送ってくれたんだよ!」

エンリコ神父「そのようですね、とても落ち着いた、善意のある御方のようだ…どうです?日差しも強いですし、中で休んでいきませんか?」

ガチャ…


イン「いいの?わぁ〜い!」タッタッタッ…


エンリコ神父「こらこら、あまり騒いではいけませんよ。ここは、神聖な場所ですから」


コツコツ…

ディオ「…神父さん」

エンリコ神父「はい?なんでしょうか?」

ディオ「同じ十字教とはいえ、昔からその場所や国家によって、十字教は教えが多岐に亘ったと聞きます…あなたから見れば、あの子はおそらく…」

ディオ「異教徒…ということではないのですか?」

エンリコ神父「確かに、十字教はいくつにもわかれています…しかし…」

ディオ「?」

エンリコ神父「この教会は、聖書に載ること、その教えを尊重しているのです。自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ…ただ、それだけなのです」

ディオ「…」

エンリコ神父「しかし、いつの間にか…時代はかわりました。やがて、信仰は力となり…教徒だけを愛し、異端者には、力の罰を与え粛清する…」

エンリコ神父「果たして、これが、自分にしてもらいたいことでしょうか?主は悲しんでおいででしょう…こんなはずじゃなかった。と…」

ディオ「そのとおりだ…歪めたのは、結局人だ…そういえば、あの子はなぜここに?」

エンリコ神父「あの子は、ここへよく遊びに来る高校生の妹(?)らしくて、最初は身を硬くしていましたが…今ではすっかり慣れた様で…」


イン「神父さーん!お茶のみたいんだよー!」


エンリコ神父「はいはい!…すみませんでした…さきほどは、聖職者らしからぬ発言です…忘れてください…」

ディオ「いえ、すばらしいお言葉、感服しました…」

エンリコ神父「どうも…どうぞゆっくりしていってください。では、私はあの子のところにいるので…目をはなしたら、何をするか見当もつかないもので…」

コツコツ…

ディオ「神の意志か…」


イン「金髪のひとー!!こっちで一緒に紅茶のもーよ!!」


ディオ『…涙子は、もう少し淑やかだったな…』ス…

ディオ「うん。頂こう…」


コツコツ…


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