過去ログ - 佐天「ホワイトスネイクかぁ…」〔ジョジョ〕
1- 20
63:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/17(火) 05:45:25.70 ID:Nzh/xi940
重役「…ほぅ、そうか…」

佐天「あ、あはは…」

重役「ところで、レベル5になるにあたって、君にはたくさんの問題が降りかかる」

佐天「も…問題…」ごくり

重役「実は…この学園都市には、様々な組織が乱立していてね…結局は彼らの活動は、学園都市の進化につながっているのだが…いかんせん、荒っぽい連中が多くてね…」

重役「君の能力は、おそらくほとんどの組織が知っているだろう」

佐天「え!?」

重役「そうだ、君。この少年に見覚えはないかね?」ぴらっ

佐天「この写真の人は…いつぞやのチンピラさん!」

重役「やはり、覚えがあるようだね…この少年だが、今は更正施設でまじめに勉強し、奉仕活動まで自主的に行う素晴らしい模範的生徒となった…」

佐天「…」

重役「しかし、以前の彼は、とてもではないが、模範的とは程遠い。そんな彼が、何故ここまで劇的な変化を遂げたのか?」

佐天「え、えっと…」

重役「答えは明白だ。君の能力。ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕によって、彼の思考は根底から書き換えられ、現在に至る…」

佐天「…」

重役「素晴らしい能力ではないかね!普段の君からは微塵もAIM拡散力場が感知されることは無いが、ひとたび能力が発動されれば、装置のメーターを振り切るほどの強力な力を発する…普通の検査では見つからないわけだ…」

重役「すまないね…少し取り乱した…」

佐天「はぁ」

重役「とにかく、君のその能力は、誰がどう見ても魅力的過ぎる。応用性に長け、どんな能力をも奪い取る君の能力は、まさにダイヤの原石」

重役「先ほどの話に戻るが、学園都市に存在する組織たちには、ほとんどのレベル5が関与している。中にはそのリーダーを務めるものもいる」

佐天「ほとんどですか!?」

重役「うむ…君が、どの組織に入ろうと、入るまいと、君の自由だ。だが、学園都市のルールに反することをすれば、処罰される。これは忘れないで欲しい」

重役「いいかな?くれぐれも、甘い誘いには注意したまえ。今日の式はパーティ形式。顔合わせということで集合したレベル5たちも、こぞって君をスカウトしようとするだろう」

佐天「あ…はい!」

重役「私が伝えたかったのは、これだけだ…うん。そろそろ、開式の時間だ。怖い話をして、すまなかったね。レベル5。本当におめでとう」

佐天「ありがとうございます!」

重役「係員B。主賓を会場にご案内しろ」

係員B「かしこまりました。さ、こちらへ」

佐天「あ!あの!」

重役「ん?どうしたのかね?」

佐天「あなたは…天国を信じますか?」

重役「天国?…はっはっはっは!天国だのと!面白い冗談だ!この老いぼれに、天国はよしてくれ!」

佐天「……………あはは!そうですよね?すみませんでした。では、これで」ペコ!


シパンッ…


係員B「では、ご案内します」

佐天「ありがとうございましたー!」

重役「…」

バタン…


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/472.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice