34:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:47:10.73 ID:KoVYOW1+o
そんな支配が少しずつ大きくなりはじめ葛藤することが続いているある日の帰り。
荷台に乗る貴音がぎゅっと思いっきり抱き着いてきた。普段は落ちない程度に抱き着くのだが、今日のはいつもと違う。
そろそろ限界なのだろうか。それともこちらの環境に適応してきてしまったのか。そう思う反面、これが制服だったら青春なんだろうなぁーと思った。
いや、違った。
どうやらお月見でもしたいようで、団子を買って欲しいとねだってきたのである。
確かに悲しい時は美味しいものでも食べて元気づけるのが一番というのは貴音が一番知っている。そして、ラーメン屋には寄れないので今回のお月見でも選んだのだろう。時期的にもピッタリである。
どうやら、抱き着いてきたのはそういう落とし方のようで、音無さんの読んでいる謎の薄い本に載っているのを見たらしい。
別にそんなことしなくても俺にしか話すことが出来ない貴音の頼みなら絶対に聞いてやる。
それで寂しくないのならば……
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