101:1[saga]
2013/09/17(火) 17:29:46.16 ID:GoIyQwV+0
瀬戸内「仏法ではな、親より早く死んだ子供は三途の川へ連れて行かれて、
石を積まなきゃならんと言われている。だが…もしも…もしもだ。
俊雄くんが生きて亡者となっていたとしたらだ…
恐らくそいつは現世に留まり…より強力な呪い、つまり『呪怨』を生むんじゃねえのかな。」
右京、神戸「「呪怨?」」
右京「初めて聞く言葉ですねぇ。」
神戸「どういった意味なんですか?」
瀬戸内「こりゃ俺が作った造語だからな、辞典になんか載ってねえんだがね。
意味は…強い恨みを抱いて死んだモノの呪い。
死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、『業』となる。
その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。
つまりだ、呪いの連鎖ってモンは簡単に断ち切れないって事さ。」
神戸「ハハ、もし瀬戸内先生の仰る通りなら殺人現場が呪いの呪いだらけになっちゃいますよ。」
瀬戸内「まぁ…そうかもしれんがね、年寄りの戯言だと思って聞き流してくれや。」
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