225:1[saga]
2013/09/29(日) 16:01:55.67 ID:ANjExmKa0
カイト「ハァ…そうなんですか、ところでこの絵なんですけど…
子供って正直な部分があるじゃないですか、それで思ったんですけどこの親の絵はなんだか
親の残虐性を表しているように思えるんですよね、まぁ俺の気の所為かもしれませんけど。」
右京「なるほど、その解釈もあながち間違いでもないかもしれませんよ。」
226:1[saga]
2013/09/29(日) 16:02:22.17 ID:ANjExmKa0
角田「よ、暇か?」
カイト「暇じゃないですよ、見りゃわかるでしょ!」
角田「いや暇だろ…そんな子供の絵とにらめっこしてんだからよ。」
227:1[saga]
2013/09/29(日) 16:02:53.93 ID:ANjExmKa0
右京「なるほど、つまり俊雄くんの出生の秘密が彼の…いえ佐伯家の人生全てを狂わせてしまったのですね。」
角田「まぁ…当時アンタの推理を聞いて俺も思ったがさ…自分が汗水流して働いてたのに
実は他人の子供を育ててましたなんて知ったら…そりゃ麻薬に手を出したくもなるわな…
そういう面じゃ男として個人的に奴さんへ同情出来なくもないんだけどさ。」
228:1[saga]
2013/09/29(日) 16:03:22.69 ID:ANjExmKa0
〜老人養護センター〜
翌日、右京とカイトは角田課長から教えてもらい、ある退職した刑事の下へやって来ていた。
229:1[saga]
2013/09/29(日) 16:03:51.39 ID:ANjExmKa0
理佳「吉川さん?それならこの人がそうですけど。」
カイト「え!この人が!?」
右京「おやおや…」
230:1[saga]
2013/09/29(日) 16:04:21.92 ID:ANjExmKa0
右京「吉川さんですね?我々は警察の者ですが…」
吉川「いないいない…バァ〜!」
カイト「あの!警察です!わかりますか?」
231:1[saga]
2013/09/29(日) 16:04:54.91 ID:ANjExmKa0
カイト「まぁ…この状態じゃ無理もないか。」
吉川「いないいない…バァ〜!」
右京「ひとつお聞きしたいのですが…吉川さんの身内に幼いお子様はいますか?」
232:1[saga]
2013/09/29(日) 16:05:34.42 ID:ANjExmKa0
理佳「そうだ…思い出した…私は…あの時…」
右京「思い出したというのはまさか…事件の事ですか!」
理佳「私は…あの目…忘れられない…影が動いたんです…」
233:1[saga]
2013/09/29(日) 16:06:14.10 ID:ANjExmKa0
その頃警視庁では…
〜鑑識係〜
234:1[saga]
2013/09/29(日) 16:06:47.00 ID:ANjExmKa0
米沢「どうもこの日記の主である佐伯伽椰子なる女性は、ストーカーの気があったらしく
小林俊介なる人物を必要以上にストーキングしていたらしいですな。
そしてその事柄を全てその日記に記入していたようです。」
角田「女のストーカーねぇ、男なら理解出来るが女のストーカーってのは俺にはどうにも
235:1[saga]
2013/09/29(日) 16:07:26.99 ID:ANjExmKa0
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